イタリアの勉強をしているのですが、
聞きなれないブドウの名前ばかりで
大変です。
わかりやすくおしえてください!!
イタリアの土着品種すんごい多いんですよね(泣)
ふつうに生活していたら
あんまり出会わないので
覚えるのにはすごい苦労しました。
イタリアのワインは、
その土地ごとの料理に合わせたワインを
全土で造っているからハマったら
おもしろいとこだと思います。
ハマるまで勉強していきましょ~!!
今回はイタリア土着品種パート2です!
パート1見てないよ~~!!
って方はこちら!!
テイスティングよりまずは筆記でしょ!!
って方はこちら!!
この記事を見たら以下のことがわかりますよ!!
本記事の内容
- ワインを楽しむために
知っておくべきイタリア土着品種がわかる
この記事を書いている僕は、
バーテンダーとソムリエ歴は8年目です。
いま現在もソムリエ協会に
所属しているため情報は確かです。
そんなゆうても同じ白ワインなわけだから
味わいなんて大体同じでしょ??
って考えているかたは
ぜひこの記事をご覧ください。
*記事は3分くらいで読み終わります。
深堀りした解説とかは関連記事として貼っておきます。
【これだけでOK!】 ソムリエ厳選!イタリア土着品種 白ぶどう8選②
次の2点をテーマにお話ししていきます。
- アロマティック品種について
- ソムリエ厳選!!
イタリア土着品種白ぶどう4選
それでは一つずつ解説していきましょう。
アロマティック品種について
アロマティック品種とは、
果汁自体がすでに香りを持っていて、
ワインになってもその香りを有するブドウ品種のことを言います。
主なアロマティック品種としては、
モスカート、マルヴァジア、ヴィオニエなどがありますね。
ソムリエ厳選!!イタリア土着品種白ぶどう4選
今回は、
「これだけは知っていてほしい」という
イタリアの土着品種白ブドウ4種類を
「代表的なワイン」と「香りの特徴」も合わせて
みなさんにご紹介します。
モスカート Moscato
イタリアのマスカット、
甘口ワインの王道品種
イタリアのほぼ全土にわたって栽培され、
数多くの銘柄が造られる。
甘口に仕上げられるものが多く、
発泡性のものもある。
華やかなマスカット香が特徴。
主な種類として、
白ブドウのモスカート・ビアンコ、
モスカート・ジャッロ、
黒ブドウのモスカート・ローザがある。
代表的なワイン
- モスカート・ダスティ
(甘口微発泡)DOCG - アルト・アディジェDOC
- パッシート・ディ・ノートDOC
- モスカート・ディ・パンテッレリーアDOC
チェレットのモスカート・ダスティ。
ソムリエ協会の例会後に飲んで以来、
ハマって何回か注文している
微発泡の甘口ワイン。
ピエモンテ州でワインの王「バローロ」、
ワインの女王「バルバレスコ」を造る
名門ワイナリーが造るスパークリングワイン。
あなたもきっとドハマりしますよ!!
香りの傾向
- マスカット 青りんご
ドライアプリコット はちみつ
マルヴァジア Malvasia
ブレンドにも重宝、
フルーティーなトロピカル品種
イタリアで北から南まで
広く栽培されているが、
地域によって呼び名が違う。
糖分とアルコール度数の高い、
太めのたっぷりとした味わいが
特徴のアロマティック品種。
甘口に仕上げられることもある。
代表的なワイン
- フリウリ・イソンツォDOC
- ヴィン・サント・デル・キャンティDOC
- フラスカーティDOC
- マルヴァジア・デッレ・リーパリDOC
もともとのブドウの
アロマティックな香りにプラスして
発酵に木樽を使ったり、
瓶内で1年間熟成させることにより
熟した果実やナッティーなニュアンスが加わる。
だいぶこってり感があるので
バター系の料理やチーズには相性ばっちり!!
香りの傾向
- 桃 アプリコット
キンモクセイ 紅茶
ヴェルディッキオ Verdicchio
絶妙な酸とミネラルで
和食とも好相性
柑橘系、白い花、
ピスタチオなどの豊かな香り。
きれいなミネラル感とうまみ、
苦みのある余韻が特徴。
カリウムが豊富で
夏バテ防止にも役立つ。
長期熟成が可能で、
リゼルヴァも造られる。
代表的なワイン
- ヴェルディッキオ・ディ・
カステッリ・ディ・イエージDOC - ヴェルディッキオ・ディ・
マテリカDOC
コスパ最高!!
前回の記事でも登場した
ウマニ・ロンキが造る高品質ワイン。
女性のみで審査するサクラアワードで
ゴールド受賞した女性ウケする
フレッシュ辛口ワインです。
香りの傾向
- 黄りんご ピスタチオ
昆布だし パイナップル
フィアーノ Fiano
長期熟成可能な
古代ギリシャ由来の品種
イタリア南部を中心に栽培され、
地層深い火山層の土地を好む。
白い花、はちみつや
ナッツの香りが特徴的。
果実味豊かなしっかりとした味わい。
イタリア有数の長期熟成が可能な、
ポテンシャルの高い土着品種。
粒と粒の間隔が開いているため、
カビがつきにくい。
代表的なワイン
- イルピニアDOC
- フィアーノ・ディ・
アヴェリーノDOCG - チレントDOC
香りの傾向
- ヘーゼルナッツ アカシア
はちみつ バナナ
まとめ【バラエティーあふれるイタリア品種】
記事のポイントをまとめます。
- アロマティック品種とは、
果汁自体に香りがあり、
ワインになっても
その香りが残っているブドウ品種 - イタリアの土着品種白ブドウ4つ
1、モスカート
2、マルヴァジア
3、ヴェルディッキオ
4、フィアーノ
今回でイタリアの土着品種白ブドウ編は終了です。
黒ブドウについては今後また書いていこうと思います。
今回はこんな感じです。
ソムリエ試験を独学で勉強したいという方は
こちらもご覧くださいねー!!