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あれっ?
なんか新シリーズ始まってる
![ユーサク](https://www.yarawineblog.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_3710_Original.jpg)
そうなんです!始まるんです!!
(楽〇カードマン風)
本記事は、
ソムリエ&バーテンダーのボクが
飲んだお酒をソムリエっぽく
解説していく内容。
解説方法は
ソムリエ協会が推奨している
テイスティングコメントに沿っておこないます。
ソムリエ2次試験対策に役立ててくださーい!
ちなみに、、、
「カリー」とは
もともと沖縄方言でおめでたいことや
縁起のいいことという意味の言葉で
沖縄では「かんぱーい!」の
代わりに使われます。
「ぐすーよー!カリーさびら!!
(みなさんお祝いしましょう・乾杯しましょう)」
と言われたら、グラスを高々と上げて
「カリー!!」で返す。
これが沖縄流の乾杯の方法です。
本日のお酒【Decoy Zinfandel 2017/U.S.A.】
ソムリエがワインを
テイスティングするときには順番があります。
外観 → 香り → 味わいの順です。
外観
深みのあるチェリーレッド。
液体の縁には明るい紫色が強く見えて、
まだまだ若々しさを感じる。
澱やガスはなくて
液体はグラスをゆったり落ちていくので
度数が強いのかなーっていう印象。
香り
第一印象はかなり濃縮しており、
フルーツがグッと詰まったような力強さ。
熟したアメリカンチェリーや
いちごなんかの甘いフルーツの香り。
オーク樽由来のバニラや
チョコレートっぽい香りもします。
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とにかく甘い系なのかと思いきや、
ジンファンデル特有のスパイスや
根っこ系の香りもグラスを回すとしてきます。
味わい
丸みのあるソフトな酸と
完熟したフルーツの
ジューシーな味わい。
特に柔らかい果肉を
噛んでいるような甘いタンニンが特徴的。
余韻の持続性は
6~8秒で中程度でまとまりがある。
おススメのシチュエーション
このお酒を最大限楽しむための
最高のシチュエーションを考えました。
参考にしてみてください!!
When 時間帯や季節
アルコールが14%と高いので
ディナータイムがいいですね。
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味わいがフルボディで
甘いタンニンが特徴なワインなので
寒い時期にコッテリした料理を
かこんで飲むイメージ。
どちらかといえば秋冬向けのワインです。
Where 場所、雰囲気
ラベルがかわいいので
女子会なんかでもGOOD!!
クオリティが高く、重厚なワインなので
キャンドルを使った
ムーディーなレストランで
メインに合わせて飲みたいです。
Who 年齢層、間柄
ジューシーでほんのり甘みを感じる、
おいしさがわかりやすいワインなので
ワインを飲みなれていない若者にもおすすめ。
かわいいラベルなので
親しい人といっしょに飲むと
話も盛り上がりそうです。
What 合わせる料理
バーベキュー系の
コッテリした肉料理がいいです。
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アメリカワインなので
間違いないですね!!
How 供出方法
18度くらいの高めの温度で。
香りがたってきて飲みごたえバツグンです!!
ワインの情報
- ワイナリー:ダックホーンヴィンヤーズ
- 場所:カリフォルニア/アメリカ
- ブドウ品種:83%ジンファンデル、17%プティシラー
- 生産年:2017年
- アルコール度数:14.1%
- キャップタイプ:コルク
ダックホーンヴィンヤーズについて
ブレンド用としか使用されなかったメルローを、
主体として造ったワインが大成功。
2009年に行われた
オバマ大統領の就任式昼食会に
提供されたことも有名。
2010年には
ワイナリー・オブ・ザ・イヤーにも選出されました。
↓今晩のお酒はこちらでした↓
今日はこの辺で!!
おやすみなさーい!!!