これだけは押さえたい!ワインの基礎知識【超絶初心者のあなたへ】

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白ワインの画像

 

今までの記事を見てワインについてもっと知りたくなりました。
色々なワインの基礎知識を教えてほしいです。

 

 

ユーサク
ユーサク

教えがいのある生徒に恵まれて僕は幸せです!!

今回は、ワインは貴族の飲み物!私の人生には関係ない!など
まともにワインを飲んでこなかった過去の私のような方向けに
「これだけは押さえてほしい」という基礎知識を
記事にしたいと思います。

 

知識はいらないから美味しい飲み方教えて!!
って方はこちら!!

ワインの楽しみ方【簡単にソムリエっぽくできる3つのポイント】
ソムリエの人たちってなんかワインを美味しそうに表現したりしますよね?要点さえつかめば誰でも簡単にソムリエっぽくワインを楽しむことができます。この記事ではだれでも簡単にワインを楽しむことができるワインの楽しみ方を紹介しています。

そもそもなんであなたはこんなにワインワインうるさいの?
って思う方はこちら!!

キャリアアップにソムリエを勧める理由【必要なスキル5つ紹介】
なぜソムリエがキャリアアップにつながるのか?キャリアアップにソムリエを勧める理由を実体験も交えてわかりやすく3つにまとめました。後半にはキャリアアップに最適なソムリエに必要なスキルについてもわかりやすく5つにまとめています。
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本記事の内容

  • ワインがどんな飲み物なのかなどワインの基礎知識がわかる

この記事を書いている僕は、

バーテンダーとソムリエ歴は8年目です。

いま現在もソムリエ協会に所属しているため情報は確かです。

コンビニで800円のシャンパン買ってきたよー!!
って言ってるあなた。
それシャンパンじゃありません。ぜひこの記事をご覧ください。

*記事は3分くらいで読み終わります。
深堀した解説とかは、関連記事を張っておきました。

ワインの基礎知識【ワインとはどんな飲み物?】

ワインボトルの画像

今回はワインの基礎について6つのテーマで解説します。

  • ワインは醸造酒の仲間?
  • ワインにもいろいろ種類があるの?
  • 赤ワインと白ワインの違いは?
  • シャンパンとスパークリングワインとはどう違うのですか?
  • 甘口・辛口ってなに?ボディって?体?
  • ワインの産地【旧世界?新世界?】

それでは一つずつ解説していきましょう。

ワインは醸造酒の仲間?

醸造酒とは、お酒の原料となる穀物や
果物の糖分に酵母が反応し、

アルコールと二酸化炭素を発生する作用
(アルコール発酵)により作られるお酒。

醸造酒

↓ 代表的な醸造酒(原料)はこちら ↓

  • ワイン(ぶどう)
  • ビール(大麦)
  • 日本酒(米)
  • シードル(りんご)

ビールに関しての記事はこちら!!

ソムリエ試験に出る?【これだけは押さえたい!ビールに関する雑学】
今回の記事はソムリエ試験を受験するなら押さえておきたい、ビールに関する雑学をわかりやすく解説しております。ビール・発泡酒・第三のビールなどわかりづらい仕組みになっていますが酒税法改正によってわかりやすくなっているのでそこもお話していきます。

醸造酒以外のお酒は?

蒸留酒

BARの画像

蒸留酒は醸造酒に熱を加えるなどして
純度の高いアルコールを抽出して造るお酒

穀物を使ったもの

ウイスキー(大麦など)

ウォッカ(穀類・イモ類)

ジン(穀類)

ラム(サトウキビ)

テキーラ(リュウゼツラン)

焼酎(米・イモ・麦・ソバなど)

ウイスキーに関しての記事もありまーす!!

ソムリエ試験に出る?【これは押さえたい!ウイスキーに関する雑学】
今回はソムリエの試験範囲にもなっているウイスキーについて解説しています。ウイスキーの雑学を学ぶ事で現在のウイスキーブームに華麗に乗ることができると思います。シングルモルト?ピュアモルト?なんか一緒みたいだけど全然違う。ぜひ見ていってください
果物を使ったもの

ブランデー(ぶどう)

カルヴァドス(りんご)

ブランデーに関しても書いてますよー!!

ソムリエ試験に出る?【これは押さえたい!ブランデーに関する雑学】
今回はブランデーに関する雑学を記事にしました。ブランデーには熟成年数に応じてVSOPやXO、ナポレオンなどさまざまな表記がラベルに書かれています。それらが何年熟成を指しているのか、そもそもブランデーとはなんなのかなど雑学を学べます。
混成酒

シェリーの画像

混成酒は醸造酒や蒸留酒に風味付けしたもの

リキュール(パスティス、クレームドカシス、キュラソー、アマレットなど)

甘味果実酒(ポートワイン、シェリー、マデイラ、ヴェルモットなど)

ワインにもいろいろ種類があるの?

ワインは、醸造方法の違いにより、
大きく次の4つに分類される

スティルワイン

もっとも一般的な、泡立ちのないワイン。
ぶどう原料や製造工程によって
赤・白・ロゼ・オレンジなどに分けられます

スパークリングワイン

発泡性のワイン。アルコール発酵の際に発生する
二酸化炭素をワインの中に閉じ込めて造ります。

フランスのシャンパーニュ地方で造る
シャンパンが有名ですよね。

 

 

スパークリングワインにも使用するぶどうの違いで
赤・白・ロゼ・オレンジ(シャンパンは白・ロゼのみ)があります。

ユーサク
ユーサク

呼び名は各国で違っていて、
ヴァンムスー(フランス)、カバ(スペイン)
スプマンテ(イタリア)、ゼクト(ドイツ)などがあります。

スパークリングをおいしく飲みたい方は
こちらを参考にどうぞ!!

【ソムリエ解説】スパークリングワインを楽しむための4つの基礎知識
夏到来ですね。夏と言えばキンキンに冷えたスパークリングワインですよね?今回は知っていれば安いスパークリングワインもシャンパンのように美味しく飲める基礎知識や飲み方をソムリエ的に解説。シャンパーニュ方式やシャルマ方式の違いや甘辛表示も教えます

フォーティファイドワイン

酒精強化ワインとも言います。

ワインもしくはブドウ果汁にアルコール分40%以上
ときには80%程度のブランデー、またはアルコールを添加して
ワイン全体のアルコール分を15%~22%程度まで高めている。

味にコクを持たせ、ワイン自体の保存性を高めたもの。

代表的なものにシェリー(スペイン)、ポートワイン、マデイラ(ポルトガル)
マルサラ(イタリア)などがある。

フレーヴァードワイン

ワインに薬草、果実、甘味料、エッセンスなどを加え、
独特な風味を加えたもの。

最近人気なサングリア(果物とスパイス)や
カクテルのマティーニの材料として知られる
ヴェルモットが仲間ですね。

赤ワインと白ワインの違いは?

外見の色が違う

赤ワインには色素のある黒ブドウ品種が使われます。

白ワインには色素のない白ブドウ品種が主に使われます。

 

主にってところが気になります。
ユーサク
ユーサク

実は白ワインは黒ブドウからも造ることができます。

詳しくは下の記事に書いていまーす。

【見た目が9割?】ソムリエ解説!色から見るワインのバリエーション
今回はワインの色がどのように造られていくのかをソムリエ目線で解説。赤ワインや白ワインはもちろん、最近ブームのロゼワインやオレンジワインのつくり方まで表や画像を使ってわかりやすくまとめています。ピジャージュ、ルモンタージュについての画像解説有。

味わいが違う

赤ワインはぶどうの皮や種などを残した状態で発酵を行い
ジュースを絞るため渋みが生まれる。

白ワインは最初にぶどうを圧搾してジュースを絞り
その絞ったジュースを発酵させるため渋みがありません。

ワインの渋みが苦手な人には白ワインがおススメってことね

シャンパンとスパークリングワインとはどう違うのですか?

「スパークリングワイン」が泡のあるワインの総称
「シャンパン」が数あるカテゴリーのうちの一つということです。

わかりやすく言えば、
動物(スパークリングワイン)のなかに
哺乳類(シャンパン)がカテゴライズされている
みたいな感じね。

スパークリングワイン

一般には3気圧以上のガス圧を持った発泡性ワインの総称です。

シャンパン

フランスのシャンパーニュ地方で造られ、
フランスのワイン法(AOC法:原産地呼称管理法)に
規定された条件(製法やアルコール度数など)を
満たしたもののみ名乗ることができる名称です。

ユーサク
ユーサク

この違いを知らないお客さんがほとんどだと思って
サービスにのぞまないといけないですね。

ワインの味わいに関する様々な表現

甘口・辛口ってなに?

白ワインとロゼワインは
「甘口」「辛口」で表現されることがあります。

ワイン自体に残っている残糖分の量で分かれます。

甘口ワインのおいしい飲み方、
もちろん解説記事ありますよー!!

【ソムリエ解説】カンタンに甘口ワインを楽しむための3つの基礎知識
デザートを食べているあなた!デザートの余韻をコーヒーや紅茶で流し込もうとしていませんか。今回は甘口ワインについての基礎知識をソムリエ的に解説。代表的な甘口ワインやテイスティング方法も紹介。知識を手に入れてあなたも甘口ワインを楽しみましょう。

ボディって言葉はどういう意味なの?

ボディという言葉は、赤ワインに主に使われる傾向があり、
白ワインやロゼワインには
「甘口」「辛口」という言葉で味わいが表現されます。

ボディについてよく言われているのが、
口に含んだ時の印象です。

「重厚感」「コクがある」「ふくよか」
などといった印象のもの
「フルボディ」
中程度のもの「ミディアムボディ」
フレッシュで軽めのもの「ライトボディ」などと
評価されます。

ワインの産地

世界地図の画像

世界の主要なワイン生産地は北半球では北緯30~50度
南半球では南緯30~50度の間に位置しています。

よくワインを買いに酒屋さんに行くと
旧世界コーナー、新世界コーナーと
置き場を分けて売っているところを目にします。

旧世界(オールドワールド)昔からワインを造っている国

フランス

ボルドー、シャンパーニュ、ブルゴーニュなどがあるワイン王国。

世界中で栽培されている多くのぶどうのルーツ。

イタリア

フランスと生産量を争うワイン大国。

20州全てでワインが造られるので受験生キラー。

土着品種が多く、多彩で高品質なワインが多い。

ドイツ

世界最北のワイン産地の一つ。

甘口の白ワインが有名だったが
近年は辛口や赤ワインも増えてきて味わいもよい。

スペイン

フランス、イタリアに次ぐワイン生産国。

ヴィンテージ物がリーズナブルな価格で入手できたりする。

スパークリングのカバや酒精強化ワインのシェリーが有名。

ポルトガル

土着品種からワインを生産するため、個性豊かなワインがそろう。

ポートワインやマデイラなど酒精強化ワインの産地として有名。

新世界(ニューワールド)ワイン生産の歴史が新しい国

アメリカ

正解第4位のワイン生産量を誇るTHEニューワールド。

立地でコクのある果実味のカリフォルニアワインが有名。

アメリカワインの最新情報を
まとめています!!

【エクセレンス対策】セミナーから学ぶアメリカワインのトレンド!!
先日参加しましたソムリエ協会主催のソムリエ資格保持者対象の「フォローアップセミナー」で学んだアメリカワインの最新トレンドについて自身のアウトプットのためにわかりやすく解説記事にしました。世界から注目の産地ニューヨークについても書いています。
チリ

圧倒的なコストパフォーマンス。

恵まれた環境から果実味と酸もある魅力的なワインを生む。

ニュージーランド

冷涼な気候を活かし、爽やかな香りと酸味のある
ソーヴィニョン・ブランで有名になった。

オーストラリア

ワイン生産量で上位に入るワイン大国。

最近ではナチュラルワインが増えてきている。

アルゼンチン

ワイン大国のうちの一つ。

アンデス山脈の標高が高い畑で造られた強いアロマと
豊かな果実味を持つワインが生まれる。

マルベックやトロンテスが有名。

南アフリカ

ワイン産地の多くが世界自然遺産の中に位置する。

環境に配慮したワイン生産が行われている国のうちの一つ。

日本

固有品種である甲州やマスカットベリーA、国際品種も取り入れ
多種多様で全体的に穏やかな味わいのワインがある。

まとめ【ワインの歴史は長いので今回は入門編】

図書館の画像

ワインの歴史は非常に長いです。

ワインに関する記述は紀元前2000年ころの
「ギルガメッシュ叙事詩」に記されています。

近年では、ジョージアで紀元前6000年ころの
ワイン製造跡が見つかっています。

ユーサク
ユーサク

1つの記事だけでは語り切れませんし、
僕の頭もパンクしそうになってきたので今回はここまで!!

あとがき

超絶初心者向けという題目で書いていきましたが、
途中からゾーン(スポーツ界でよく使われる覚醒状態・無敵状態)に入ってしまって
めちゃくちゃ書き連ねてしまったことをここでお詫び申し上げますw

ワイン嫌いにならないでねー!!

というわけで今回は以上です

ソムリエ試験を独学で勉強したいという方はこちらもご覧くださいねー!!

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