
このサイトではソムリエの合格の方法や試験の内容など
ソムリエ押しですが、なぜキャリアアップには
ソムリエが最適なのか知りたいです。
あと、ソムリエに必要なスキルがあればお聞きしたいです。

3記事連続でソムリエについて書いてるなんて
怪しいですよね~w
でもそれだけ皆さんにお勧めしたい資格ですし、
これまでも後輩たちには口酸っぱく「出世したいなら合格しろ」と
言ってきたので本心で語ってますよ。
最初のソムリエ記事はこちら!!

ソムリエ2記事目はこちら!!!

本記事の内容
- キャリアアップにソムリエを勧める理由がわかる
- ソムリエに必要なスキルがわかる
この記事を書いている僕は、
沖縄の日系・外資系リゾートホテルで
レストランとBARで18年間勤務(現在も)
ソムリエ歴は9年目です。
ソムリエになる前と、なってからの違いが身に染みてわかる僕です。
とりあえず飲食業で働き続けているけど、、、
果たして本当に自分の人生、この方向性で合ってるのかな、
と不安な方は、ぜひ記事をご覧ください。
*記事は3分くらいで読み終わります。
深堀した解説とかは、関連記事を張っておきました。
キャリアアップにソムリエを勧める理由【3つあります】
以下の3つが理由になります。
- 専門的な仕事を任せられるので評価が上がりやすい
- 専門職にならないとずっと同じ仕事で出世できない
- 資格の中でいちばん認知度のある専門職だから
それでは一つずつ解説していきましょう。
専門的な仕事を任せられるので評価が上がりやすい
通常業務と別にソムリエ特有の仕事も任せられるので評価が上がります。

単純にその人にしか任せられない仕事があると評価しやすいですよね。
評価が高いと優先的に新しい仕事も上から降りてきますし、
スキルアップとやりがいにつながります。
具体例として、
田舎のサービスマン(飲食業歴9年)でした。
ソムリエ取得後に転職(ソムリエ歴2か月) → 月収が10万円アップ
いままでやってこなかった仕事も任されるようになり
大幅なスキルアップにつながりました。
専門職にならないとずっと同じ仕事で出世できない
同じ仕事をしていても出世できない世の中になってしまった

年功序列の廃止と実力主義の流れが
加速してるってニュースで見ましたよ。

活気あふれる若い人には良いニュースですね。
具体例として、
入ってくるようになりました。(特に沖縄は人材の取り合いがエグい)
自分よりひと回り若い人が今日から上司です!!というのが普通に起こっています。
(僕なら自尊心が爆発するかも)
地道に同じ仕事をしていても
年々役職が上がっていくことはもうないです。
資格の中でいちばん認知度のある専門職だから
飲食系の資格ではソムリエが一番じゃないかと
個人的には思っています。
ソムリエ以外にももちろん資格や認定試験があります
- レストランサービス技能士【国家資格】
一般の人の知名度が低く、お客さんウケがよくない(転職には有利)
- バーテンダー【BARでカクテルなどお酒を提供、お酒のプロ】
- 利き酒師 【日本酒のプロ】
- チーズプロフェッショナル【チーズのプロ】
- ビアテイスター【ビールテイスティングのプロ】
- ティーインストラクター【紅茶のプロ】
- テキーラマエストロ【テキーラのプロ】
- ラムコンシェルジュ【ラムのプロ】
- スピリッツアドバイザー【世界のスピリッツのプロ】
活躍の場所が限定的です。

ソムリエは一般の人にも知名度があるので
お客様ウケがいいから話題に困らない。

ブドウのバッヂ付けてたら必ず声かけられますもんね
ワイン以外にも現場で使える幅広い知識が得られる
(お酒全般の知識、チーズ、コミュニケーション能力、マネジメント能力)
ソムリエに必要なスキル【5つあります】
5つの必須スキルを以下にまとめました。
- ワインの知識を持っている学者的スキル
- ワインと料理をつなぐ通訳者的スキル
- ワインやお酒の話題を提供する解説者的スキル
- お客様の気持ちを理解する心理分析者的スキル
- より快適に過ごす環境を作るクリエイター的スキル
それでは一つずつ解説していきましょう。
ワインの知識を持っている学者
ソムリエ習得後も最新情報を常にアップデートしなければいけません。
- 年一回のフォローアップセミナー【資格取得後の知識アップデート】
- 年10回程度の勉強会【日本トップクラスのソムリエが講義します】
- インポーターなどが行う試飲会【休みを取って全部試飲します】
- ワインを取り扱う雑誌の購読【機関誌など】
- 取引先とのコミュニケーション【最近のトレンドなど】
- テレビ・ネット情報にも常にアンテナを張る
ワインと料理をつなぐ通訳者
ソムリエはワインだけでなく料理についても知識がないといけない

シェフの料理への思いも伝えながら、
今飲んでいるワインの特徴とつなげ、
なぜこのペアリングを勧めたのか
お客様にわかるように伝えなければいけませんね
ワインやお酒の話題を提供する解説者
ワインなどお酒に興味を持ってもらうような
話術を磨かなければいけません。

お客様からのお酒に関する疑問に的確に答えながら、
さらに話題をおもしろく発展させていく力は必要ですよね。
より快適に過ごす環境を作るクリエイター
お客様の過ごされている環境にまで神経を向けていきます。

エアコンは最適な温度か?
照明の明るさは適切か?
おしぼりは頻繁に使われて汚れていないか?
お客様の気持ちを理解する心理分析者
汗をかいて入店 →(まずはお水か?シャンパンか?)
ワインの香りを楽しんでいる →(上級者?ワインの説明をしっかりするか?)
時間を気にしている →(タクシーを用意するか?)
まとめ:キャリアアップにはソムリエを取るのが一番効率がいい
記事のポイントをまとめます。
- キャリアアップにソムリエを勧める理由【3つあります】
- ①専門的な仕事を任せられるので評価が上がりやすい
②専門職にならないとずっと同じ仕事で出世できない
③資格の中でいちばん認知度のある専門職だから
どうせ勉強するなら合格したら確実に重宝される資格の方が効率良いですよね。
- ソムリエに必要なスキルがわかる【5つあります】
- ①ワインの知識を持っている学者 ②ワインと料理をつなぐ通訳者
③ワインやお酒の話題を提供する解説者 ④お客様の気持ちを理解する心理分析者
⑤より快適に過ごす環境を作るクリエイター
これほどオールマイティーな仕事も珍しいのではないでしょうか。
できる仕事は多いに越したことはありません。
独学での勉強方法はこちらに貼っておきます。


ちゃちゃっと資格取得して
仕事を趣味のように楽しんじゃいましょう!!
あとがき
勧めといてアレなんですが、
ソムリエは重い責任を持つ仕事でもあります。
取り扱う商品は高額でデリケートなものなので、
管理が煩雑であれば売り物にならなくなることもあります。
それらの責任はソムリエが取らなければいけません。
また、仕事上お客様との関わる時間が長いので
自身に顧客がついていないと
ダメだとプレッシャーに感じることもあります。
温暖化の影響やワインの造り手の世代交代で
昨日までのトレンドや常識がどんどん変わっていくので、
一度ソムリエとしてデビューすると
一生勉強していかなければなりません。
それでもソムリエを勧めているのは
やはりこの高度な専門職に
魅力を感じるからだと思います。
最新情報をアップデートしつつ、五感を研ぎ澄ませて、
同時に頭をフル回転させながら、
人とコミュニケーションを取るというスーパーな能力!!
あなたも手に入れてみませんかというお話でした。
というわけで今回は以上です。
ソムリエ試験を独学で勉強したいという方はこちらもご覧くださいねー!!

