先日のコロナ給付金で
経済を回すために
10万円のワイン買っちゃいました!!
特別な日に飲もうと思っているのですが、
保管方法を教えてください。
思い切った経済の回し方をしますね!!
ちなみに私はコロナ給付金で
このブログと投資を始めました!!
ワインの保管方法でよく聞かれるのが
「冷蔵庫でもOKなのか」とか
「ワインは寝かせないとダメなのか」
とかですよね。
その辺も時代の変化で
少し変わってきている情報もあるので
一緒に勉強していきましょう。
なんでそんなにワイン好きなの?
って思う方はこちら!!
ちょっとそろそろワインじゃなくて
息抜きしたいです!って方はこちら!!
この記事を見たら以下のことがわかりますよ!!
本記事の内容
- ワインの価値を高めるための保管方法がわかる
この記事を書いている僕は、
バーテンダーとソムリエ歴は8年目です。
いま現在もソムリエ協会に
所属しているため情報は確かです。
冷蔵庫は絶対ダメ!!ワインは寝かせないとダメ!!
という方はぜひこの記事をご覧ください。
*記事は3分くらいで読み終わります。
深堀りした解説とかは関連記事として貼っておきます。
価値を高めるワインの保管方法
次の4つのパートに分けて解説していきます。
- 適切なワインの保存条件
- ワインを横に寝かして保存する理由
- ワインボトルの色の意味
- 冷蔵庫保存の良し悪し
それでは一つずつ解説していきましょう。
適切なワインの保存条件
ワインには早く飲めるワイン、
少し寝かせたほうが
角が取れておいしくなるワイン、
長期熟成に耐えるワインなどさまざま。
飲み頃がワインによって違うので
条件の良い環境で保存する必要があります。
せっかく気に入って手に入れたワインを
適切に熟成保存させるうえでの注意点を
一緒に勉強していきましょう。
適した温度
10~14度が保存の適温
高温の場所では吹きこぼれの原因にもつながる
温度変化がないこと
年間を通して温度が一定なのが望ましい
冷暖房で与える温度変化などは一番の大敵
振動がないこと
振動でボトル内に対流が生じると、健全な熟成が妨げられる
光が当たらないこと
太陽光はもちろん、蛍光灯の光でも劣化の影響を受ける
適度な湿度
60~70%の湿度が望ましい
低湿度はコルクを乾燥させる原因となる
ワインを横に寝かして保存する理由
横にすることでワインが
コルクとの接点を濡らし、
コルクの乾燥を防ぎます。
数年にわたる熟成の過程で
コルクが乾燥して収縮し弾力性を失うと、
隙間から空気が入り込むことで酸化を促し、
熟成のペースが予定に反して
早まることがあります。
以上のことから、スクリューキャップや
プラスチック素材の栓に関しては
横にして保管する必要はないことがわかります。
新情報!!ワインを寝かせるのは状態を悪化させる?
実は2018年に「ワインを寝かせるのはダメだ」
という研究論文が出ている。
世界最大のコルク栓製造会社Amorim(アモリム)の
研究開発部門の責任者であるMiguel Cabral博士は、
未開封のコルク栓をしたワインを
横に寝かせて保存しても、
コルクの乾燥を防ぐ効果はなく、
むしろワインの状態を悪化させる
可能性すらあると指摘しています。
「ワインを横にして保存し
コルクを液体に浸すことによって
コルクが乾燥して収縮するのを防ぐ」
という考えが常識でしたよね。
この論文によると
コルクと液体の間の空間は
湿度100%なので
そもそも乾燥することはないとのこと。
たしかに言われてみればそうかも!!
むしろ横に寝かせることで
ワインのアルコールにより
コルクの細胞が弱体化して
ワインの色調や味わいに
影響を与えると指摘されています。
さらに博士は、ワインが置かれた
外気の湿度はボトルの中のワインに
影響を与えないと発表。
「ワインは湿気のある環境が良い」
というのは根拠のない俗説だと指摘しました。
当時のワイン業界をにぎわせたニュースでしたが、
なぜかそのあとはさっぱり話を聞かなくなりました。
2005年にも同じような論文を発表したようですが、
あまり話題にならなかったため
2018年に再度発表したとの事でした。
この辺は
「信じるか信じないかはあなた次第」
って感じな話ですね!!
ただ、話題にしたくない業者は
いっぱいいるだろうなーって勝手に思って
個人的にセラーの購入は
今のところ控えています(笑)
ワインボトルの色の意味
ボトルに濃い色が使われているのは、
光を遮断するためです。
逆に、透明ボトルの物は、
早飲み用のワインに用いられることが多いです。
冷蔵庫保存の良し悪し
冷蔵庫保存は長期の保存には不向きです。
それは、
- モーターや扉の開け閉めによる振動
- 湿度不足
- 温度が低すぎることで熟成が進まなくなる
- 食品の匂い
などがあることが要因です。
短期間であったり、真夏の暑い時期、
また飲み残しを短期間保存する
といった目的で利用する程度には良いでしょう。
これらの観点から、
最適な条件を満たすものが
「ワインセラー」です。
ワインは瓶詰した後も、
さらに生きて呼吸し熟成していく
デリケートなお酒です。
ワインセラーがない場合は
特に保存方法に注意しましょう。
まとめ【要は自分が納得するかどうか】
記事のポイントをまとめます。
- 適切なワインの保存条件は5つ
1.適した温度(10~14度)
2.温度変化がない(年間で一定)
3.振動がない(液体を対流させない)
4.光が当たらない(蛍光灯も×)
5.適度な湿度(60~70%が望ましい)
- ワインを横に寝かして保存する理由
コルクを濡らし乾燥を防ぐため
(最新の研究結果により諸説あり)
- ワインボトルの色の意味
ボトルの色が濃いのは光を遮断するため
透明ボトルは早飲み用ワインに多い
- 冷蔵庫保存の良し悪し
長期熟成には向かないが、短期間であったり
真夏にキンキンのワインを飲みたいときはOK!!
科学が進歩するごとに新事実が判明してきて
何が正しい情報か精査して
アップデートしてと忙しいですね!!
個人レベルでワインを楽しむのであれば
最終的には自分が納得できれば
保存場所は冷蔵庫だろうと土の中だろうと
美味しくいただけるのではないかという
結果に着地しました。
ボク自身も赤ワインは押し入れの中だったり、
白ワインは完全に冷蔵庫です。
赤ワインは飲む直前に
30分ほど冷蔵庫に入れて適温にしています。
ただ、開けた後は酸化防止は必要だと思うので
こういうのは必要ですね!!
右の「バキュバン」を職場で使ってますが、
香りが長持ちしない気がします。
左の「アンチオックス」は被せるだけで
内蔵されているカーボンフィルターによって
酸化を防止してくれるので
空気を抜かずに済み、香りが長持ちします。
地味に空気抜く作業めんどくさいですもんね(笑)
近くのワインショップは5年間使用しても
効果は続いているみたいで
コスパは最強だといえますね。
まぁあんまりむずかしく考えずに
たっぷりワインライフを楽しみましょう!!
という話でした。
今回はこんな感じです。
ソムリエ試験を独学で勉強したいという方はこちらもご覧くださいねー!!