【実はめちゃくちゃシンプル?】かんたん解説!!ワインのつくり方!

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樽の画像

前回の映画レビューをみて
ワインのつくり方について
興味がわいてきました。

モチベーションが高いうちに
勉強しておきたいので
教えてください。

 

 

ユーサク
ユーサク

ボクも気分転換になりました。

実はもうひとつおススメの映画があるので
今後記事にしていきますね!!

ということで今回はワインの醸造に関してですね。

映画「ブルゴーニュで会いましょう」を見たばかりであれば
スッと頭に入ってくると思うので
楽しんで勉強していきましょう。

 

まだ映画見てないよー!!って方はこちら!!

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って方はこちら!!

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この記事を見たら以下のことがわかりますよ!!

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本記事の内容

  • ワインの醸造方法がかんたんに学べる

この記事を書いている僕は、

バーテンダーとソムリエ歴は8年目です。

いま現在もソムリエ協会に所属しているため情報は確かです。

そうは言ってもお酒だし
やっぱりワイン造るのむずかしいんじゃないのー??

って方はぜひこの記事をご覧ください。

*記事は3分くらいで読み終わります。
深堀りした解説とかは関連記事として貼っておきます。

かんたん解説!!ワインのつくり方!!

ワインを注いでいる画像

次の3つのパートに分けてお話ししていきます。

  • ワインのつくり方はシンプル
  • ワインの醸造について
  • 基本的な構造の流れ

それでは一つずつ解説していきましょう。

ワインの造り方はシンプル

ビールや日本酒と違い、ワインは原料のブドウだけを
発酵させて造ります。

同じ醸造酒でも日本酒やビールで行われる
糖化や加水といった工程がなくシンプル。

ユーサク
ユーサク

極端に言うと、ブドウをつぶして果汁といっしょに
放っておけばワインは自然に出来上がります。

 

 

道具がない凄く昔からワインを造ることが
可能だった理由はまさにその醸造の

しやすさからきてるんですね。

ですのでワインはブドウと、ブドウを育てる土地
味わいを決めます。

日本酒やビールは造り手のテクニックが味わいを左右します。

ワインの醸造

ワインは、原料のブドウに含まれる糖分を
アルコール発酵して造られます。

アルコール発酵とは

酵母の働きによって、ブドウに含まれる糖分を
アルコールと二酸化炭素に分解することを言います。

酵母とは

自然界に存在している微生物。

 

ユーサク
ユーサク

アルコール発酵をする酵母の名前は
「サッカロミセス・セレヴィシエ」

試験によく出てくるから覚えておこう。

 

基本的な醸造の流れ

醸造の基本的な流れは以下のとおりです。

ユーサク
ユーサク

最近では、技術の進歩や若い生産者によって
さまざまな醸造の方法が試されているので、
ここに書かれているのは
ホントにベーシックな流れです。

収穫・選果

畑で収穫されたぶどうはワイナリーに運び込まれます。

ブドウがつぶれたりダメージを与えないように
浅型の収穫用かごを使う生産者もいます。

高級ワインの場合にはブドウの選果が行われ、
葉などの混入物、未熟・腐敗した果実が手作業で取り除かれます。

除梗・破砕

除梗とはブドウから果梗(ヘタや柄の部分)を取り除くこと。

ユーサク
ユーサク

あえて除梗せずに梗からくるスパイシー感をプラスして
複雑な味わいのワインを造る生産者も増えてきています。

破砕はブドウの果皮を破って果汁が流れ出るようにすること。

圧搾

圧搾とはブドウをしぼって、
果汁と個体部分(種や皮などの搾りかす)を分離する作業のこと。

圧搾機で圧力をかけて出てきた果汁
プレス・ジュースといい、
圧力をかけずに破砕機から自然に流れ出した果汁
フリーランジュースを言います。

醸し(かもし)

アルコール発酵前後に、果汁に果皮と種子を一緒につけこみ、
色素やタンニンなどの成分を抽出すること。

タンニンはアルコール成分がないと抽出されにくい性質があります。

アルコール発酵

酵母(微生物)の働きにより、
ブドウの糖分がアルコール(エタノール)と
二酸化炭素に分解されます。

酵母は自然のものや人工培養されたものを使用します。

マロラクティック発酵(MLF)

ヨーグルトの画僧

ワインに含まれる刺激的な酸味(リンゴ酸)を乳酸菌の働きで
まろやかな酸味(乳酸)に変化させます。

マロラクティック発酵を行うことで
ヨーグルトなどの乳製品系の香りをもつようになる。

熟成

発酵が終わったワインはタンクや樽の中でしばらくの期間休ませ、
味わいや風味を落ち着かせます。

清澄

ワインの中の酵母の死骸やたんぱく質などを取り除くため、
卵白などの清澄剤を使って濁りを取り除きます。

現在流行っている「ヴィーガンワイン」というのは
清澄剤に動物性たんぱく質である卵白を使わない
ワインのことを指します。

ヴィーガンとは

完全菜食主義、動物由来の製品を一切使わない
生活様式のことをいいます。

卵白は古来からワインの清澄に使用されています。

現在は、鉱物由来の清澄剤や豆類、ジャガイモ類から得られる
植物性たんぱく質を用いて清澄を行うワインが
ヴィーガンワインとして名乗っている。

ろ過

目の細かいフィルターに通し、
微生物やオリなどの固形物を除去し品質を安定させます。

まとめ【醸造酒の中ではシンプルで覚えやすい】

日本酒醸造の画像

記事のポイントをまとめます。

  • ワインのつくり方は同じ醸造酒の仲間であるビールや
    日本酒よりもかなりシンプルで覚えやすい。
  • ワインは酵母がブドウの糖分を分解するアルコール発酵によって造られる。
  • 生産者によってつくり方は違うが、
    大まかに11の工程に分けてワインが造られていく。

ソムリエ試験の際にビールや日本酒の勉強もしますが、
特に日本酒に関しては苦労した記憶があります。

ワインに関しては国ごと、地域ごとのワインに関してや
法律、歴史まで幅広く勉強していかないといけないので
この辺はチャチャっとクリアしていきたいですね!!

今回はこんな感じです。

あとがき

野菜の画像

今回は記事にも出てきたヴィーガンについての話。

調べてみてわかったことなのですが、
ヴィーガンはいま世界のトレンドになっていることがわかりました。

アメリカでは10%の人がベジタリアン様式の食事をしています。

また、35%の人が肉の摂取を出来るだけ減らしている。

フランスでは40%、ドイツでは45%の人が肉の摂取を控える食事をされている。

動機として健康志向の高まりや動物保護の考え、
環境保全などが挙げられます。

世界ではヴィーガン需要が高まっており、
日本でもヴィーガン向けの料理を提供するレストランが増え始めるなど、
ヴィーガン認知度が上がってきてますね。

なんか一時期「長生きの人は肉ばっかり食べている」情報を信じて
肉ばっかり食べていましたが、どっちがいいのでしょうかね。

というわけで今回は以上です

ソムリエ試験を独学で勉強したいという方はこちらもご覧くださいねー!!

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